40代からのランニングブログ 目指せサブ3&100mileレース完走

エンドルフィン 幸せを感じる脳内物質 ランニングでドバドバ出そう!

始めに

皆様はエンドルフィンという言葉を聞いたことがありますか?

ランニングをしていると時々耳にするこの言葉・・

なんとなく聞いたことはあるけど何なのか知っている人は少ないのではないでしょうか。

エンドルフィンとは脳内で作られる神経伝達物質の一つで、エンドルフィンが多く作り出されることで多幸感を感じることができると言われています。

そのためエンドルフィンは別名脳内麻薬や脳内モルヒネともいわれています。

ここではそのエンドルフィンとは何なのかをお伝えしていきたいと思います。

 

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①エンドルフィンの正体

エンドルフィンとは、ある一定の条件化で脳が反応して作り出す脳内神経物質の一つです。

エンドルフィンの特徴は、多く分泌されると人に幸福感をもたらすと言われています。

エンドルフィンの言葉の由来は、内因性のモルヒネ様物質(endogenous morphine)から来ています。

モルヒネといえば鎮痛剤として有名ですが、モルヒネの効果は鎮痛以外に陶酔の効果もあり、それが多幸感を引き出すようです。

エンドルフィンの効果はそのモルヒネの倍6以上!と言われています。

エンドルフィンは、ドーパミンなどの神経を興奮させて高揚感で気持ちよくさせるのではなく、神経を落ち着かせゆったりとした気分を味わうことで幸せを感じさせてくれる物質なのです。

同じ神経伝達物質でもアドレナリンやドーパミンは中毒性があると言われていますが、エンドルフィンは分泌されると、その働きを抑える別のホルモンが分泌されるので依存性は起きないようです。

現代社会に生きる我々は多様なストレスにさらされています。

このストレスから体と心を守るために鎮痛作用と多幸感、恍惚感をもたらす最強のヒーリング物質がエンドルフィンなのです。

またエンドルフィンが多く放出されると神経が研ぎ澄まされ、集中力・注意力が高まり、脳が活性化するためアイデアも生まれやすくなります。仕事にも良い影響が出てくること必定です。

ランニングの気持ちよさは性的快楽の約60~70%に匹敵するという話もあります。

さらに体の免疫力も高まるらしく、様々な良い影響を身体に与えてくれる物質なのです。

ですので、どんどんエンドルフィンを出す行動をして、幸福を感じていきたいものです。

 

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②エンドルフィンを分泌するには

エンドルフィンが発生すると体にいい影響を与えるのはわかりましたが、どうすればこのエンドルフィンをドバドバ分泌することができるのでしょうか。

(1)ランニング

エンドルフィンを多く分泌するには何が良いのか?

そこでまさにランニングですよ!

私も皆様も大好きなランニングです!!

まさにランナーズハイです。

長時間走り続けるた時に次第に感じてくる高揚感がまさにエンドルフィンを分泌している証拠です。

30分以上走っているとなんかハイになってきて、どこまでも走っていける気がしてきますよね~

私たちの身体は、長時間酷使され続けると筋肉のグリコーゲンが枯渇してきます。

そのストレスを和らげるために、エンドルフィンが分泌されるのです。

エンドルフィンには神経を興奮させて快楽を感じるのではなく、神経を落ち着かせる作用をもつことで、人に快楽を与えてくれます。

(2)筋トレ

筋トレでもエンドルフィンが分泌されます。

でも筋トレはランナーには苦手分野・・・

脚の筋肉はやたらと鍛えられるんですが、上半身は微妙・・・

上半身の筋肉がつくと、体が重くなって軽やかに走ることができなくなってしまうんですよね~

体重増えると明らかにタイムが落ちるんです。ランナーならわかると思います。

なのでランニングに特化してトレーニングに励んでいる方は、下半身を鍛えましょう(^_-)-☆

でもランニングと筋トレすれば身体は鍛えられて健康になる。

しかも一人でも出来る。

ダイエット効果抜群で、スマートで見た目も良くなるし、やらない手はないですね。

(3)針治療

針治療をすることでもエンドルフィンが分泌されます。

これは身体の痛感を刺激することで、そのストレスを和らげるために分泌されるそうです。

私はなんか怖くて未経験ですが。。。しかも針治療で高いですよね~(;^_^A

(4)おいしい食事、入浴

おいしいものを食べたり、入浴したりしてリラックスしている時って誰でも幸せを感じると思います。

まさにその時がエンドルフィンが分泌している時です。

(5)瞑想

近年マインドフルネスなど瞑想による大きな効用が科学的に証明されてきていますが、その効用の一部はエンドルフィンによるものだと考えられています。

エンドルフィンを分泌する方法は色々ありますが、やはりランニングです!

ぜひランニングでエンドルフィンをドバドバ出して、健康な心身を実現しましょう!

エンドルフィン以外の脳内物質

エンドフィン以外にも神経伝達物質がありますので、これについても簡単に説明しておきます。

3大脳内神経伝達物質と言われるのがドーパミン・アドレナリン・セロトニン

(1)ドーパミン

エンドルフィンと同様の幸福を感じる物質であるとともに、やる気の源泉となるものがドーパミンです。

ドーパミンはアドレナリンになる前段階の物質で外部からの刺激を神経細胞に伝える役割を担っています。

目標を達成したり、楽しく行動したりすることドーパミンが分泌されます。

(2)アドレナリン

交感神経が興奮した状態、すなわち「闘争か逃走か 」のホルモンと呼ばれる。

動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった時に相当するストレス反応を、全身の器官に引き起こします。

アドレナリンが分泌されることで、筋力が増加したり、集中力が増したりして、普段では考えらえないような力を発揮することがあります。火事場の馬鹿力などはアドレナリンが大量に分泌したことによる効果だと思われます。

 

(3)セロトニン

心を落ち着かせ、爽やかな気分にさせる、集中力をアップさせる脳内物質です。

イライラした気分も解消させてくれるため、気分を安定させることに効果があります。

ランニングにはこのセロトニンを分泌する作用もあります。

アドレナリンやドーパミンを抑制してくれることで精神を安定させてくれる効果もあるそうです。

ですのでうつ病にも効果があると言われています。

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まとめ

走ることで様々な神経伝達物質が分泌されます。

その中でもエンドルフィンは人に幸福感を与えてくれる非常に良い物質です。

ぜひランニングを継続することで、日々エンドルフィンを分泌して毎日を楽しく過ごしてもらいたいと思います。

長寿な人は生活を楽しんでいる割合が高い。

持病をかかえていても自分は幸福だと感じている。

その作用にエンドルフィンが関係しているとみられています。

皆さん

これからも走り続けましょう!!

 

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