はじめに
先日
ラン友からガーミンのダイナミックスポッドを頂いてしまいました。
以前から気になってはいたのですが、そこそこの費用が掛かるので、
購入はためらっていましたが・・・
ラン友さんがもう使わないとのことでありがたく譲りうけさせてもらいました(^^♪
2か月ほど使ったので使用感や完走をレビューをしてみたいと思います。
購入を迷っている方もいると思いますので、結論から言うと、なくても困らないけど、あったら非常に参考になるデータが取れるって感じでしょうか。
サブ4以上を目指すランナーには非常に有効だと思います。
走り方の改善を目指して、タイムを上げたい方にはおすすめです。
費用
単品の定価は9,240円
アマゾンだと安くなって7,500円位
そこそこしますね・・・(;^_^A
ガーミンの各ウォッチと同時にセット購入すると安く購入できるようです。
セットにすると約4,500円位
まあそれでもそこそこしますが・・・
出来ること
ダイナミクスポッドで何ができるのかというと、ランニングの生体力学データをウォッチのみよりも、より正確に詳細に知ることが出来て、自身の走りの分析に利用できるということでしょうか。
生体力学データってなんですか???って感じですが・・・
ランニング時の身体の動きや走り方をより正確に計測してくれるって感じでしょうか。
計測できる数値は
◎ピッチ(歩数)
◎ストライド(歩幅)
◎上下動
◎上下動比
◎接地時間バランス
◎接地時間
です。
ガーミンウォッチ単体でもピッチや歩幅は計測できるものの、接地時間や接地バランス、上下動、上下動比はRDがないと計測できません。
バッテリー
ボタン式の電池が入っていて、毎日1時間使用しても最大約1年間持続するそうです。
結構持ちますね。
自分は毎日は使用しないので、1年半位は持ちそうですが。
電池が切れるタイミングでランニングウォッチで知らせてくれますので、交換時期を気にすることはないようです。
使い方
簡単です。
電源スイッチとかはなくて、ガーミンウォッチ起動して、ダイナミクスポッドを振ると自動的にペアリングしてくれます。
あとは、ランニングパンツの後ろ中央にクリップで装着して完了です。
クリップには磁石がついていて、しかも結構締め付けがキツイので、基本的には落ちる心配はないと思われますが、ネットや購入レビューなどでは落としてしまったり、洗濯機にかけてしまった等のミスがあるようなので、注意は必要ですね。
落下や紛失防止は100円ショップで、紐とキーホルダー購入して落下してもすぐに気づくようにしている方もいる様でした。
洗濯機にかけるミスは、ランが終了した時に「RDポッドを外してください」というメッセージが出るので、その際に外せば大丈夫かと思われます。
自分は
結構ガッチリランパンにハマって大丈夫そうなので、そのまま使用しております。
ガーミンウォッチの対応機種はホームページで確認できます。
特徴
計測できる数値の見方
ガーミンコネクトで計測した数値を確認することができます。
赤で囲った部分がダイナミクスポッドが計測した数値です。
ピッチとストライドは腕時計のみでも計測してくれますが、ストライドはダイナミクスポッドがあった方が正確に計測してくれてる感じがします。
下は私がトラックランで使用した際のコネクト画面です。
どの数値も目安があり、グラフの右のヘルプ部分をタップすると説明が出てきます。
◎ピッチ(歩数)
基本はピッチが速い方が良く、ピッチの目安は180spmです。
まあいい感じではないでしょうか。
◎ストライド(歩幅)
ストライドは身長や走り方によるので、ヘルプや目安はないようです。
ただ私の感覚では、速く走るためには、ストライドを大きくすることが重要だと考えます。
走り方をストライド走法にすることで、呼吸を楽にしながら同じ時間で移動距離を延ばすことができます。
私も以前は平均ストライドが1mいかなかったので、なかなかスピードが出ませんでしたが、意識してストライドを伸ばすことで、速く走ることができるようになりました。
◎上下動
次に上下動です。
これがダイナミックスポッドを付ける一番の意味かと思います。
上下動をいかに少なくするかが、安定して走る大きな要因になっていると考えます。
マラソン中継などで一流ランナーの走りを見ると、やはり上半身の上下動が非常に少ない走りをしている方が多いと思います。
自分は7.4cmなので、まだまだ上下動が多いということでしょうか。
6.3cm以内が一流ということでしょうか。
◎上下動比
上下動比は、上下動を歩幅で割ったものです。
これも参考になります。
これは自分の数値は結構良い数値だと思われます。
上位5%に入っています。
◎接地時間バランス
左右の足の接地バランスです。
これは若干左脚に偏っているようです。
0.2%以内が理想のようです。
◎接地時間
接地時間は基本短い方が良いようです。
これも走り方によると思いますが、確かに早いランナーは、足離れが良いように思います。
まとめ
このように自身の走りをデータで分析することができるツールです。
ただ各々の走り方もあるので、一概にデータのみで判断することはできません。
数値を参考に走り方を試行錯誤しながら、自分自身で工夫をしていくことで、自分に最適な走りを追求していくと良いと思います。
個人的には、上下動と上下動比は参考になるので、いかに上半身の上下動が少ない走りができるようになるかを意識して練習していこうと考えています。
以上参考になれば幸いです。